ホームステイ親子オリエンテーション

毎年11月末から12月上旬に翌夏、アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドに一か月ホームステイする中高生とその保護者に向けたオリエンテーションが行われます。

ラボの国際交流は「一人立ち自立への旅」つまり、自立を促すプログラムです。ホームステイを通じて、諸外国の人たちと相互理解を深め、異なるものを認め合うという体験を積み重ね自己の成長をはかることを目指しています。1972年から昨年までに45,000人以上のラボっ子(ラボ・パーティのこどもたち)が参加しました。

一か月ホームステイはこの親子オリエンテーションがスタートです。これから出発までの約半年、月1回の準備のための事前活動が始まります。

今年は11月27日(日)の親子オリエンテーションにささきパーティから中1の2名がご両親と一緒に親子オリエンテーションに出席しました。

まずは、参加者の英語による決意表明と保護者からの激励メッセージでスタート。

午前中はホームステイの心構えとそれを身につけるためのお話。

①異文化交流について

②ホストファミリーについて

③参加者に意識してもらいたいこと   などなど。


午後からは個別面談と同時進行で、素語り発表です。

≪個別面談≫

個別面談では、本人の参加意思を十分に確認します。親や周囲が無理やり行かせるというのでは一か月のホームステイは本人にとって有意義なものにはなりません。またホストファミリーとのトラブルのもとになってしまいます。参加意思が確認できたら、ご家庭での様子を伺いながら、自分自身の課題を見つけたり、目標設定をしていきます。

≪素語り発表≫

参加者にとって一番緊張するのがこの素語り発表です。一人一人が自分で選んだ物語を英語で語って発表するのです。ささきパーティの2人は「The Invincible Nine Brothers 不身の九人きょうだい」、「THE LION, THE WITCH AND THE WARDROBE-THE PROPHECY FULFILLED- ライオンと魔女とおおきなたんす~予言の成就~」を語りました。この素語りはホストファミリーへのお土産として準備しています。この素語りの準備は小6の冬休みから少しずつ進めてきました。そういう意味では、準備はホームステイ出発の2年前から始まっているのです。


≪感想シェア≫

面談も素語りも終わり、ホッとすると同時にぐったりのところ、参加者や保護者の方に感想を聞いてみました。

ほとんどが中1の参加者から・・・

「ホストファミリーに喜んでもらえるような準備をしたい。」

「これからの事前活動で面倒くさいことも後回しせずに頑張りたい。」

「意思表示ができないとホストファミリーに心配をかけてしまう。日頃から気をつけたい。」

保護者の方から・・・

「ラボの国際交流は自分の枠を外していく体験が親子ともども一緒にできる。」

「ホームステイは準備が8割。」

「今日1日だけでも子どもに変化が見られる。」

「この事前活動を機会に自分の子育てをひとつひとつ見直してみたい。」


親子オリエンテーションが終わるといよいよこれから本格的に事前活動が始まります。

自己紹介アルバム作り、日本料理、特技の披露、ケーススタディ・・・

来年の夏、自信を持って笑顔で旅立てるように、2人を応援していきたいと思います。







高松市 こども英語教室 ラボ佐々木パーティ

【木太教室】ラボルーム(高松市木太町3685-35)         【国分寺教室】国分寺北部コミュニティセンター(高松市国分寺町新居1840-6)

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